【条件刺激の回避】 問題行動のきっかけとなる状況や他の原因を制御すること。たばこと喫煙具については、破棄することが原則だが、最低限でもできるだけ自分の目に付くところに置かないように周囲の喫煙者に依頼するよう勧める。その他の刺激についても、できるだけ避けることが原則である。また例えば、毎朝判で押したように同じ行動を取っている人が、いつもと同じ行動をとればたばこが欲しくなる。このような場合には、朝の行動パターン全体を変えてしまうことで、刺激を避けることが可能となる。具体的な働きかけの例はこちら

【欲求への対処】 問題行動を行いたくなったとき、その欲求を和らげるために何らかの代替行動を取ること。あらかじめ準備しておくことが大切。具体的な働きかけの例はこちら

【良いこと探し/良いこと作り】 新しい行動を強化することである。具体的には、禁煙を持続することに対して与えられた利得を意識したり、自己報酬を設定したりするなどが考えられる。具体的な働きかけの例はこちら

【支援の獲得】 行動を変容する際に気遣ってくれたり援助してくれたりする他者を信頼し、受け容れること。家族や友人、そして医療者も支援者として受け容れられやすい存在である。具体的な働きかけの例はこちら

 


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